2023年08月
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SSブログからのコピーなので、時系列(1/6~6/6)が逆なので、画面最下行が
この月のスタートです。
230806 幸(ゆき)のこと 6/6 いかずち(雷)の太鼓を打ち鳴らし天に昇った [親父の行方]
230806 幸(ゆき)のこと 6/6 いかずち(雷)の太鼓を打ち鳴らし天に昇った
幸(ユキ)の葬儀は2023年8月1日 12時からと決まった。
前日からの暑さで、保冷剤で来るんでも、結露が激しく
幸(ユキ)の体が湿っぽい。
ドライヤーの送風で少しでも乾かして運んであげる。
前日まで、雲一つ無い青空だったが、急激に雲行きが怪しくなってきた。
幸を火葬にする約1時間近く、雷が鳴り響き、大粒の雨が降り注いだ。
まるで、これから天に昇るのに、いかずち(雷)という太鼓を
打ち鳴らし、さも、通りますぞ~ と言わんが如くの激しい
雷と雨であった。
1時間程して、幸(ゆき)の骨を骨壺に収める準備が出来た。
癌を患っていたので、それ程、残らないと思っていたが
しっかりした、見事な骨が残っていた。
写真の様にきれいにお骨をならべて頂いた。
ペットエンジェルゲートのスタッフの方、ありがとう。
お骨を骨壺に収める頃、あれほど、激しく、降っていた雨も
鳴り響いていた雷も、何も無かったかのように静まりかえっていた。
湿りがちな気分を振り払うかのように、天に昇る時に、
じゃんじゃか音とたてて、天に昇っていったのだ。
その時の雷音の動画(容量制限で画質を落としています)
幸(ゆき)享年14歳、安らかに、眠りたまえ、
そして、人間の身勝手な振る舞いで半生に苦しみを
与えてしまった事を許してください。
これで、保護犬 幸 のお話は終了する。
幸 よく頑張ったね、そして ありがとうね。
230806 幸(ゆき)のこと 5/6 [保護犬ゆき]
230806 幸(ゆき)のこと 5/6
保護犬が発生するのも、人間がいい加減な気持ちで
犬を飼い始めるからだと思う。
当初、いい加減な奴らの尻拭いをするようで、
そういった保護犬を飼う事に、少なからず
面倒な気がしたのは、否めない。
その視線はどこにあるのかな。
お互いに慣れるまで大変だったし、病院通いが欠かせなくて
費用だってそれなりにかかる。
夏の暑さだって犬にとっては大変なストレスになるので
家の環境は、幸ファーストだったと思う。
女の子なのに。「おい、オレ」と呼びかけられる幸。
「これは、食べ無い~ っ」と顔をそむける幸。
「こっちはいかな~い」と踏ん張る幸
手術の為、病院にお預けしたが、迎えに行くと
「何で置いていったんだよ」とあたかもしゃべっているように訴えかける幸。
2月の手術から回復し、桜を見る事が出来た時の動画
最後を自分なりに悟っていたんだろう。
亡くなる10日ほど前から、
あれだけ、食べる事に執着した幸が、水しか口にしなくなった。
皆がいるかどうかを確かめてから、
人間の都合で大変な半生だったけど
残りの半生は少しはましだったと思ってもらえれば
ご主人様としては、とてもうれしいぞ。
保護されてきてからの生活は、大変だったけど、大変だったからこそ
本当にいろいろな思い出を創ってもらえたとも思う。
なんだか、いなくなって、いろいろな事を思い出すと・・・
だめだ、涙が止まらない。
この保護犬幸のブログも、残すところ、あと1回とします。
正直、まだ亡く成るまでの記憶が生々しいので、書くのも辛い。
だけど、不幸な保護犬を増やさないためにも、何か、記録に残しておきたい。
230806 幸(ゆき)のこと 4/6 [親父の行方]
230806 幸(ゆき)のこと 4/6
お医者さんにお世話になる事が多かった。
劣悪な環境で生きてきたからだろう、
皮膚のアレルギーがひどかったり、マラセチア菌でひどくなったり
耳の中が真っ黒になってしまったり、ずいぶんいろいろな
動物病院を探して行ったものだった。
顔の周りも、かゆくなってしまい、自分のでかい手で掻くものだから
時に、自分の爪で目を深く傷つけてしまい大変だった事もある。
だから、目薬も欠かせない。
包帯?ガーゼを巻かれた幸
でも、こんなに散歩の時は元気!の動画
もう帰るのに、突然、自分の行きたい方に向きを変えるんだよな。
突然、行きたい方に走り出す「ヤツ」
負傷している時は、誰かにいつもくっいている
猫も気になる。
ふさふさした立派な尻尾
雪だって平気。寒風の中だって平気、わざわざ、イチョウの落ち葉の中を突き進む と言う動画
どんなに慣れたと思っても、口周りだけは触らせない。
治療で口の中を見よう物なら、「触るんじゃ無い!」とばかりに
噛みつこうとしてくるので、先生も「鎮静剤を打たせてください」
ということが多かった。
血液検査をすると、肝機能の値が異常値をずっと示し続けていた。
クッシングとかの疑いで、免疫抑制剤を飲み続けてもいた。
とにかく食べ物には気をつけていたとは思う。
去年の夏はまるまる太っていて、もうすぐ中型犬?って
くらいだったのに、今年、年明けからみるみる
痩せていってしまった。
食べ物には気を付けていたのに、それでも、腸に癌が見つかってしまった。
2023年2月15日に手術をした。
術後すい臓炎を併発したり、瀕死の状態で危なかったと思う。
でも、先生方のおかげで無事うちに連れてくることできた。
悪さをしている癌がこれ
手術(腫瘍)
おなかの傷口がこれ
食べるものは、腸を切っているので、消化に良いものを食べてもらったが
相変わらず、好き嫌いがはっきりして、首をぷいっっとひねって
「食べないもんね」という意思表示をする。
先生に聞いて、マグロとかのお魚や脂肪が少ないラム肉を少しづつ
フードと合わせてあげる事が多くなった。
スイカ、ナシ、特にリンゴが好物だった。
でも糖質が多いので、量には注意が必要だ。
ラム肉なんて初めて口にしたのだと思う、しっぽが「ピンっと」なって
ぶるぶるふって、喜びを表していた。
こんなに、喜んでくれるなら、もっと早く上げれば良かったとも思った。
術後、転移があれば、2~3ヵ月と言われていた。
でも食べる事で体重も、4.8Kgぐらいまで回復していった。
だんだん痩せて、毛も抜けてしまった。掲載したくないけど、本当の姿を残す事にした。
今年2023年6月の散歩の動画、元気になった。
散歩をし、好きな時に寝て、また食べて。
こんな暮らしが約5ヶ月、続けられた事が幸せだったと思いたい。
230805 幸(ゆき)のこと 3/6 [親父の行方]
230805 幸(ゆき)のこと 3/6
本当に表情が豊かな子だった。
感情のおもむくままが顔にでるのだ。
自分が疲れてソファーで横になっていると、いつの間にか
近づいてきて、それもよせば良いのに足先の方に。
寝返りを打った途端、幸の顔に足が当たってしまった。
その瞬間、「ガッと」足の指を食いつかれてしまった。
さすがに何が起こったのかびっくりした。
「なにすんだよ~<怒>」である。
でもそんなときでも、「オレは知らないからね~」と
素知らぬ顔であるが、叱られたのはわかったのか
ハンガーの台の下に潜ってしまった。
それがこの写真、もう力が抜けて、笑うしかなかった。
でも単に眠かっただけかも
そして、これが怒った時の写真。
ワンちゃんでもこんなに表情が豊かなのも不思議な気がする。
これが、だんだん、お怒りになる幸の動画
230804 幸(ゆき)のこと 2/6 [保護犬 ユキ]
とにかく活発な子だった。
動きも、先代のコッチは超スローだったので
本当に、同じシーズ? って思った。
高さ1m以上もある食卓のテーブルにも
イスにジャンプして飛び乗り、そのままテーブルに着地し
おかずを食べていた。
動画はとある日の散歩での幸のジャンプシーンである。
華麗な姿だ。
家にきてからも1~2年は食べ物には貪欲であった。
拾い食いも、散歩中、ちょっと油断すると、何かむしゃむしゃしていて
慌てて、取り出そうとすると、「触るんじゃ無い!」と
口が出てくる始末で、いくらしかっても、素知らぬそぶりであった。
そんなにがっつかなくても、いつでも食べ物があると
わかってからは、拾い食いとかは減ってきた。
お散歩も、自分が行きたくない方向には、リードを引っ張って
がんとして動かない。
、
これはシーズの頑固さがでていて良くわかった。
「オレはそっちには行きたくないもんね~」とばかりに踏ん張る。
(女の子だけどオレ化している)
その姿は、マンガのグーグだって猫に出てくる主人公に似ていた。
とにかく、表情豊かな子だった。
こんな感じ。
230802 幸(ゆき)のこと 1/6 [保護犬ゆき]
2016年2月に幸が家にやってきた。
リードの引きがとても強く、先代のコッチ(シーズ)とは
比べものにならないほど、荒々しかった。
この当時の動画がこれだ。
なぜ急に、ダッシュする?
本当の年齢は、良くわからないが、保護された時に保健所から
告げられたのは、7歳というものだった。
動物病院の先生は、4歳位だろうと、見解が分かれたが
幸の最後を考えると、引き取られた時、7歳というのは
妥当だったと思う。
家に引き取られた当初、黒い服を着た人や、自転車、バイクに対して
飛びかかって行く事が良くあった。
また散歩中に、自分の口より大きなフライドチキンの骨を
丸呑みしようとして大変だった。
取ろうとすると、「ガッと」口が出てくるし、
急いで、コンビニでソーセージを買ってきて、
それと交換するように見せたら、ようやく骨を離したので、事なきを得ました。
拾い食いというか、今、底に食べ物があれば、今、食べておこうという
それまでのひもじい状況が垣間見れる現象だった。
7歳で保護されるまで、どんな環境で過ごしてきたのか。
野良犬のシーズなんて、聞いた事がないが、
ひもじい思いや、心ない人間からいじめを受けたのかも知れない。
家に来てくれてから7年。
それまで、劣悪な環境だったのだろうね。
本当にすまなかったね。
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